「ちょっと。
早く起きなさい!!」

大きな声を出すママ。

私は起きて支度を始めた。
朝が全く弱い私。

着替えが終わって
リビングに行った。

「おはようパパ。ママ。」

「おはよう。香織。」

「お前いつも寝るのが
遅いから。」

「だって仕方ないでしょう?
えみりが長話をするから。」

パパと会話をしていると

「お前遅刻するなよ。」

やってきたのは私の兄
正道である。