男に向けるような、優しい目じゃない。 もっと、氷みたいに 冷たい目。 「ねぇ、ハル… やっぱり、一応監督には断った方がイイのかな…」 「そうね…ここまでやられちゃ、やっても上手く行かない事が目に見えてるし…」 マイは「そうだよね…」 と小さく呟き、 ゆっくりと2人で 体育館に向かった。