僕は震える肩で コクッとうなづいた。 涙が止まらない。 なんで僕は死のうと 思ったんだろう。 いつの間にかそんなことを 考えてた。 そんな僕を優しく温かく 見つめながら彼女は言った。 「じゃあ私はもういくわ。 私は消えていなくなって しまうけれど あなたには思い出として 私がいる。大丈夫」 "大丈夫"…… その一言にすごく安心を 感じられた。