私はダッシュでリビングに置いてある財布を取り、
優に五百円を渡した。
「エヘッ♪コレで好きなもの買いなさい?」
優に満面の笑顔を向けた。
「“口止め料”ってやつね?」
うっ……そのとーり。(汗)
「オハヨーって…何かあったのか?」
孝があくびをしながら、私たちを不思議そうに見ている。
「ううん、何でもないよ!」
優は孝にニッコリと笑顔を向け、洗面所へ走って行った。
“優様”
ありがとうございます〜!!
「莉子姉。小遣いくれ♪」
孝が私に、自分の手の平を見せている。
長男のスポーツマン
葉月 孝 (高1)
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