「あれ?湘さんじゃないっすか〜??」 ――――湘さん? 会場に入るなりヤンキー系の男の子が、湘に近寄って来た。 「おおっ、久しぶりだな‥」 湘はその男の子の肩を叩く。 「湘さんやっぱりカッコイイっすねぇ。憧れますよ〜♪あれ?隣にいるのは‥湘さんの彼女っすか〜??」 ギクっ……。 「ああ。まーな‥」 「いいな〜、こんな可愛い彼女がいて♪あっ、みんなあっちにいるんで…ついて来て下さい!」 そう言ってその男の子は、私たちより先に歩き出した。 「ねぇ‥あの人知り合い?」 .