‐夜‐
風呂に入り夕食が終わったあと、俺はおじさんの部屋を訪れた。
――コンコン
『はーい?』
「おじさん?俺ですけど‥ちょっといいっすか‥」
『おう‥入れ〜』
――ガチャ
俺は、おじさんの部屋のドアを開けた。
おじさんは仏壇の前で、ビールを飲んでいた。
「どした?湘‥」
「ああ。今日‥給料日だったんで、いつものお金を…」
俺はおじさんに、五万円が入った封筒を手渡した。
葉月家に来てから、給料日の日に毎月これは欠かさない‥
五万なんて足らない金額だって分かってるけど、俺は居候なんだから‥少なくてもこれくらいしなきゃ気が済まねぇ‥
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