4人用の大きいソファーだ。
レオン様との距離は
だいぶ離れていた。
途端にレオン様は
ムッとした表情になる。
「もっと近くに座れ。」
このようなあからさまな
態度を取るレオン様は
あまり見たことが無い。
「でも、お仕事の邪魔に
なってしまいますし…」
「全く…そんなこと気にするな。
邪魔な人間ならばとっくに
部屋から追い出している。」
「で…でも」
「しょうがない奴だな。」
動かないリザに
レオン様の方が
立ち上がりリザの隣に座った。
私もため息をついて
資料と共に端の方に移動する。
慌てるリザに私は言った。
「レオン様の命令は"絶対"ですよ
貴方が従わなければ
結果、周りが動くんです。」
「…申し訳ございません。」
リザは少し責任を感じたのか
シュンとした様子で謝った。

