コンコン 二回ノックすると 中から「入れ」と静かな レオンの声がした。 カチャ 「失礼します。 今日からレオン様の 専属メイドとして 働かせていただきます! …リザ・ティナです。」 「久しぶりだな… とりあえず そんな風に堅苦しくなるな。 あんな出会い方をしたし 俺がお前を指名したんだ。 リザのことは覚えているに 決まってるだろ?」 部屋の真ん中にあるソファーから にこやかに話しかけてくれる レオンに少し安心する。