メイド in LOVE



「……っん……ふっ……」


「ど、どうした?大丈夫か?!」


突然、泣き出した私に
キース団長も驚いている。

団長はあたふたしながら
私にそっとハンカチを
差し出してくれた。


「……っん……うぅっ…」


その心遣いに
私の涙はさらに溢れた。






――――――



「……先ほどはすみませんでした
お恥ずかしい所をお見せして」


「いや、大丈夫だ。
私の方こそすまんな。
女性の涙にはめっぽう弱くて
何も言えなくなってしまう。
特にその女性が美人だとな(笑)」


「ふふ、ありがとうございます
団長の心遣いだけで
私はもぅ十分ですよ。」



これ以上ココに居ては
団長の迷惑になってしまう

そろそろ帰ろう。
そう思っていると……


「なぁ、リザ。
私からある提案があるんだが
聞いてくれるかい?」


団長が真剣な目をしている


「…はい」


こういう時は団長は
真面目な話をするから
こちらも真面目に
聞かなければならない。


母がよく言っていたことだ……





「何でしょうか?」



「出来れば、私の演舞団で
働いてくれないか?」



…………えっ!?