年上……なんだ……





「……よろしくお願いします」


俺はそう言って頭を下げた





「こちらこそよろしくお願いします」


彼女もニコッと笑い頭を下げた





「バイオリン、上手いですね……」


俺は少し落ち着いた声のトーンで言った





「そうかな……?でも……これでも私、全然ダメダメなの……」