家に帰ると真ちゃんが
あたしの帰りを待ってた


「行くぞ」


急ピッチで用意を済ませ
家を出た。


今回の調査のことで真ちゃんから報告があった。


「今回の調査は奥さんの勘違いってことで閉幕。

バイトはもう行かなくていいから」


「えっ、そんなの嫌!
最後の日までやり遂げたいよ。」


体は限界の一歩手前って感じで疲れてたけど


シェーカで学んだことは
あたしにとって大事な経験・人との出会いがあった。


指令が終わったからって『ハイさよなら』は嫌!



いくら真ちゃんに頼んでもOKをもらえなかった

 ・(((p(≧□≦)q)))・


あたしが膝の調子が悪く、バイトを辞め、

代わりに美弥子さんが入ることにするんだって・・・


淋しいけどしょうがないか



昨日の喫茶店に着くと美弥子さんがいた。


「すみません。お待たせしましたか?」



「いいえ。私が早く真琴さんに会いたかったから」
  
    (*^▽^*)


「1週間、田所さんを追跡しました。

店と家の往復で

店では他に従業員がいるので

危ない行動はできないはずです。」

真ちゃんは夜中に田所さんを追跡してたんだ~

だからいつも朝帰りを・・・

「ご苦労様でした。

私は昨日1日店を手伝って
彼の仕事ぶりを見て感激しました

従業員の方からの信頼も
チームワークでわかりました。


「神崎さん・真琴さん

本当にありがとう。」


「いいえ。それでは浮気調査の依頼は昨日で終わりということで。」


「美弥子さん。
今日1日バイトを続けさせてもらってもいいですか?」

真ちゃんの睨みが恐い!
   (▼▼メ)

 
 「いいですよ。」


「ありがとうございます。」


「こっちが頼んでおいて

今日で辞めてっていうのも都合のいい話だからね。」