「あ・あたし

WJBLトライアウトを受けようと思ってるの」


彼はぎょっとあたしを直視

「ほんまか?」

「うん。駄目元でプロを目指したいの」

「そっか」


一瞬曇った彼の横顔…



「お前なら大丈夫や」


そう。彼はきっと応援してくれると思ってた


だけど



やっぱり



駄目


・゜゜・(/□\*)・゜゜・


泣いちゃった


「頑張れ
俺も頑張るから」

彼はあたしを抱きしめた



顔を上げると彼の唇が…

離れては見つめ合い

また唇を重ねる



時間よ止まれ

彼をあたしから奪わないで

長い長いキスを繰りかえして
2人とも止めようとはしなかった


しばらくして
彼の携帯が鳴り


「わっ」

びっくりして彼から離れる


迎えが来たようだ

ンモォー!! o(*≧д≦)o″))





「俺は4大に行って猛勉強してバスケを続ける

それでプロになって2年間やるだけやる!

・・・で会社を継ぐ

だから

神崎は自分の夢を追いかけて」


藤本…



「俺、お前をずっと好きでいるから」

ありがとう
本気で嬉しいよ


「あたしも同じ気持ち」


「じゃあ、夢が叶ったら結婚しよう」


えええええええっっっ

゛((((≧▽≦))))"


信じられない
プロポーズされちゃった

唖然としたあたしに耳打ちをした

「駄目?」


あたしは慌てて首を振る


「じゃあ誓いのキスを」

彼は目を閉じた


あたしは心臓バクバク状態で誓いのキスを


あなたが好き