私があの街を出て4年がたつ…。


私は自分の罪を毎日懺悔しながら生きている。

死んでしまうのは簡単な事だけど、私には死ねない理由がある。

私の宝物を残しこの世を旅立つ訳にはいかないから…

『勇太、そろそろ帰ろっか?』

振り向く小さな小さな天使…

『イヤダァ!まだあそぶっ!』

三歳になる私の息子、勇太を1人残しては逝けない。