今朝出勤と同時に店長に声をかけられた

『新しい人紹介するからちょっといいかな』
私の中で鼓動が激しくなる

(来た!)


私は平静を装い〃彼〃の元へ…

『え~、今日から働く事になった古嶋佑介君。優しく指導してあげてね』

店長はこの店で一番長い私を指導役に指名した

『…宜しくお願いします』

暗く小さな声でお辞儀をする〃彼〃…24歳の青年になっていた。

勇太はまだ5歳のままなのに…

私の中の燻りが激しい炎になった。