葬儀が終わってすぐに姑は床に伏せてしまった。

夫も仕事に行けるはずもなくずっと遺影から離れようとしない。


勇太の入っている小さな箱を抱きしめ涙を流す…。


私は…私は泣けない…実感は充分あるはずなのに、心はずっと痛くて泣いているのに…


勇太、ママはあなたに会いたい…。


まだまだ一杯遊んで…抱きしめて……


教えてあげなきゃいけないことたくさんあったのに…


勇太、声を聞かせて、

笑い声を聞かせて…