マキコは怒りと傷みで、体が震えていた。 「近寄らないで! さわらないで!」 泣いて叫んだ。 マキコの体は、雪の中で冷え切っている。 「マキコ、凍死してしまう! 死んでしまう! なっ。」 和夫は、嫌がるマキコをムリヤリ連れ帰った。 京子と翔太は泣いているマキコを見て、何か聞こうとしたが、和夫が目で止めた。