「…あなたの笑った顔、すごく綺麗ね。これからたくさん笑った方が良いわよ。

ま、私といたら辛気臭い顔なんて出来やしないと思うけど。」


ダリアはにやっと歯を見せて笑ってみせた。


それが冗談だとわかっていても、本当に心が温かかった。