「ねぇ、あなた名前はなんていうの?


私は星族のダリア。


ユウとは小さいころからの付き合いなんだ。


ユウの新しい友達?


初めて見る顔だけど。」


新しい発見をした時の子供のような嬉しそうな表情を浮かべている。


「えっと…」


月族であることを言っても良いのだろうか?


月族は皆滅びたと思われていると、さっきユウから聞いたばかりだ。