「はやく、発動させないと…闇はもうそこまで迫っているんだ。


闇族を封印するためにはどうしてもアレが必要なんだ。


なのに…未だに触れることも出来ないなんて。」


「族宝とはそういうものだ。


時がくるまでは何人も触れることはかなわない。


…族宝が発動したとき、それを扱えるのはお前しかいない。


いずれ、認められる時がくるさ。」


考え込むアヤトを見てレガートはそう言った。