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「レガート様。どうするんだ?」


アヤトは自分の後ろで控えているレガートに尋ねた。


大広間の奥にあるレガートの部屋から、アヤトは大広間をそっと覗いている。


「あの数は…すごいよ。」


ユウは眉間に皺をよせて呟く。


ダリアは不安そうにうつむいている。


りりはそんなダリアの肩にそっと優しく手を置いていた。


「さぁな…お前達はどうしたい?」


レガートは軽く悪戯に微笑むと、椅子から立ち上がった。


「レガート様…彼らと話すのですね。」


ミシャが話しかける。


「あぁ…」