翌日。 あの二人が、別れたって噂を聞いた。 正直、複雑だった。 喜んでいいのか、どうなのか。 昨日はあれだけ別れちまえとか思ってたくせにな。 俺も、よくわかんねえ。 「ま、よかったんじゃねえの?」 「うおっ!」 俺が机に肘ついて教室の様子をぼーっと眺めてたら、いつの間にか隣に航がいた。 「なんでお前がいんだよ」 「いやぁ、噂聞いて飛んできた」 なんだそれ。 そう呟いて俺は机に突っ伏した。