天然姫様と秘密の王子様





ガチャ


階段を上がって、左に行ったところが俺の部屋

静かに扉を開けた





入った先は真っ暗



「なんで、電気消してんの?」



「えーだって、この方が盛り上がるもん」




何が?


遥早は、ロウソクに火をつけてケーキを持っていた



ってケーキ!?


クリスマスでもねぇし…





「えー!?!?まだ、分かんないのぉ?

今日は巧の誕生日でしょ!?」



驚いたように、叫ばれた俺