天然姫様と秘密の王子様





「じゃ、見せてもらいましょう」



そう言った瞬間、俺の顔に疾風の手が伸びてきた






…まさかっ!!




「やめろっ!!!」



「は、別によくね?正体がバレるだけじゃねーか」




必死に抵抗する俺に対し、疾風は冷たく言った



なんだ、こいつ…

いつもの弱さはどこに行った!?



隙をついて、俺の…メガネを乱暴に外した。



「キャーーー!!!」と甲高い声が聞こえる