天然姫様と秘密の王子様





カサッて音とともに、誰かが来たのが分かった





「…こんにちわ、舞花ちゃん♪」



「ちあ……なにこの手紙」



「うん?話があったから呼んだんだよ」




どう考えても、腹黒そう


遥早は気づかないと思うけど。






「用件は?」



「えっとぉ…私ね、柳城が好きなの♪」



「あのダサ男が?」




意外すぎる…

ちあはメンクイだったはずなんだけど。