刹那よりも限り無く



とにかく冷静になるように深呼吸をして言った


「あの」


「な、なによ」
侵入者は少したじろいだ

「とりあえず、
警察呼んでいいかな?」

そういうと
綺麗な眉がつり上がっていく

「いいわよ。私も警察に言わなきゃ。この人は
泥棒猫ですって」


「泥棒猫?」


昼ドラでしか聞いたことのないような言葉

「シュン、返してよ」


シュン?
シュンなんて知らない


「あなたには恋人いるんでしょ?だったらシュンはいらないじゃない!」


侵入者は私と過去のタカシの写真を飾った


フォトフレームを


手にとって叫んだ