「琉架?どうした、ぼっとして」


あれから教室に戻った俺はユウと昼を食べていた。


「いや…ちょっと」


『いらないなら俺が食ってやるよ♪』


同じクラスのシマ(島脇 彰)が俺の昼を取ろうとした。

いつもは必死で防ぐが今日はそんなのどうでもいい。


「ああ…食え」


俺はお昼のパンをシマに差し出した。


『…ちょっ…ユウ!!琉架が変だ!!??』



シマは異常なくらい騒いでいる。




悪かったな…変で