「絶対、嫌われたと思う。言う事じゃないって、言っちゃった」



は?と、わけが解らないと言いたげな顔をする朱里。

何だったの?って聞かれたのにそう答えたら、当然だよね。




「工藤君の事、どう思ってるの?って聞かれたの」


「は!随分大胆だねー、で!そう言ったんだ」


「うん。朱里…私ね、工藤君の事…好きなんだ」



……絶対!顔、赤い…だって凄く熱いもん…。


朱里はそんな私を見てニコッと笑い、ルイーー!!と抱きついてきた。