一緒にコンビニに入って、すぐ目に入った紅茶を買い、先に会計が終わった私は外に出て、はぁーと思わずため息が出た。



先に行ってほしい。


1人で行きたい。


頭の中は更にぐちゃぐちゃで、ここから逃げたくてしょうがない。


でも…


体が重い。


なんとなく…だけど、


工藤君は


気付いてる気が…



「悪いな」



少し小走りでやってきた工藤君。
私はううん・と返事して、歩き始めた。



また私のトボトボスピードに合わせて、前に出る大きな足。



1人で行きたいから・って言おうかな……




「ルー、手ー出せ」