「フザけんな」


「っ…ゴ・ゴメンな…さい…」



そんなんで、お前から離れるワケねぇのに…。



ヒクヒク泣きじゃくるルーの頭を軽く叩いて強く抱き締める。



…でも、コイツの中ではデカかったんだよな…。


確かに、コピーにはビックリした。


さっき、やたらと1ページにこだわったのも怖さからだろう。


でも、怖い思いがあっても、俺を想っての事で俺のためにやった事なんだよな…。


俺が色々言われたら凄く嫌だ、か…。



俺はルーの頭をガシガシ撫でた。



「…ルー。俺だって、俺と居ることでお前が言われたら、スゲー嫌だぞ?」


「…っ…!!」