「ほ…本当に…?」


「おぉ」


「1ページでも…ウソじゃない…?」


「…マジでしつけぇぞ、お前」


「うぅ…」



グッと眉間にしわを寄せた工藤君に思わず目を伏せた。


でも、まだ夢みたいで信じられない…。



「く・工藤君…。ゎ・私…凄く迷惑かけるかもしれないよ…?それでも、傍に居ていいの…?ぃ・居てくれるの…?」


「…フッ…居てやる。傍に居ろ」



夢じゃない…。


本当に本当だよね…?


夢じゃないんだ…。



「……あっ…」



急に目から涙がポロポロ零れてきた…。


もう…ダメ…。