「朱里ーー!!」


「あっ!ルイー!」



今日の朱里は、小さな水玉の柄が入った半袖のブラウスに、膝上の紺のふんわりスカート。


サラッサラの髪の毛を少し下ろして、前に見た私服姿より、更に女の子らしく見えて、凄く可愛いー!!



そんな朱里が、……ん…?なんだろ…。


ライトグレーの無地のワンピにスキニー姿の私を見て、首を傾げ、眉を寄せた。


何か…変だったかな…。



「あのー…朱里?」


「ねぇ、ルイ……このワンピ、白と黒と3種類なかった?」


「ぅ・うん、あった…。私、白も気に入っちゃって、買っちゃったんだけど…」


「私、ソレ全部持ってる!」


「えっ!!うそっ!!」