「んー……」



大丈夫かな…。


部活は……終わってるよね。



…………えぇぇいっ!!



もういいや!電話しちゃお!!いつまで悩んでもキリがない!!



ムクッとベッドから起き上がり、また意味もなく正座した。



「………はぁ…」



深呼吸して、工藤君の番号を画面に出す…。


すると、急に手がプルプル震えてきた。


はぁ…と、また深呼吸して頭の中で言いたい事を繰り返す…。



………よしっ!!



ボタンをピッ!!と強く押して、携帯を耳に当てた…。



――プルプルプルッ…



「………は…い…」