「朱里、可愛いね!」


「あ、ありがと!ルイは格好いいね!」


「…そ・そう…?」



何か…恥ずかしいな…。


白のロンTにスキニー姿の私をマジマジと見る朱里。



「…ぁ・ありがと!」


「本当!制服と雰囲気違うー」


「それは、朱里もだよ!ねぇ、コレどこで買ったの?」


「あのねー…」



朱里のニコニコ笑顔につられてニコニコ話を聞いていたら、地下鉄がやってきた。


朝はいつも座れないけど、ラッシュが過ぎて空いてるこの時間。


2人、席に座って学校へ向った。