「ん!?」



携帯の着信の音にムクッとベッドから起き上がった。



く・工藤君!!?



急にドキドキ…心臓が早くなって、顔がボッ!と熱くなってくる。



うわっ!凄い汗…。



びっしょり濡れてる、手のひらの汗をズボンで拭いて、なんか意味もなく正座して、一息吐いて電話に出た。




「……よお」


「どうも…」



な・なんか、プルプル…手が凄ーく震える…。


すると、クスッと工藤君の笑い声が聞こえてきた。



「お前、まだ怒ってんのかよ」


「えっ!?」