ど・どうしよう…!!

ビックリしすぎて声が出ない…!!


工藤君は私の所へ来て、ニヤッと笑った。



「玄関あっちだぞ」


チラッと後ろ見て指差す工藤君。

解ってますよっ!そんな事ー!!


「話あっから階段の所でソイツを待ってたんだけど、ボーっとしてて、扉の音にビビってやんの」


ゎ・私だ…!!
その言い方なんかムカつく!!

でも…いつもの工藤君だ。



「ゎ・私もね、ある人に話があって部室に行こうと思ってたら、その人に遅せぇよって言われた所」


「フッ…気付くのが遅せぇからだ。アイツの気持ちにも、言われて初めて気付いたんだろ」



急に飛んだけど…えぇっ!!?