思えば名前すら言ってなかった。





「そうやったな。
俺は川口純平!いつも関西弁やから、よろしく!…"純平"って呼んでや。」


「ウチは二宮亜希ね!!"亜希"で、よろしく♪」



「私は叶凛々。一応だけど英語話せるから。」



『英語喋れるんだー!』

すごいなぁと感心した顔をする女性。


「まぁ。私の事は"凛々"で。」