『確かにそれは危ないな。』

やべっちの眉間のしわが寄った。



『……じゃが、もっと危険が…』


「危険?」

たかじぃの言葉に純平が反応した。





『…あの地下には世界を脅かす程の"あれ"があるのじゃよ!』



「は?世界を?」


思わず俺が聞き返した。


"あれ"って?





『そうじゃ。
しかしまだ、かくれんぼ軍が知っているのは"あれ"の極一部じゃがな。』




すぐやべっちが、


『もし、4人がかくれんぼ軍の仲間になってくれるなら、我々かくれんぼ軍の知っている全ての情報を教えるよ。』


『そして是非とも活躍して欲しい!』



やべっちが真剣に言う。