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地下から出た。

辺りはすでに暗い。





地上はなんか久しぶりな感じだ。





「亜希。こっちにドアノブがないから開けられないな。」



「そうだね。でもあの隠し扉からまた入ればいいじゃん!」


また入る気満々だ。


すると、凛々が


「でも、またトンネルに出た所で何も出来ないわよ。」




「そおやな~。また見つかる訳にはいかんし。」