…ここに来るの、久しぶり。


あのバカのせいで、ちょっと遅刻ぎみなんだけど。


でも、時間はたっぷりあるハズだから…。


今日の出来事を、全部拭って欲しい。


こんな汚れた体を…隅から隅まで癒やしてもらうんだ。


私はシャツの上から羽織ったロングカーデのボタンを一番上まで留めると


勢い良く、扉を開けた。