オーナー…気を遣ってくれたのかな。
私が愛斗を好きだってバレちゃった?
…気づくワケないよね。ここ最近、まともに会話すらしてないんだから。
VIPルームに入り、先にイスに座って待っていた。
しばらくすると、愛斗が部屋に入ってきた。
「…時間大丈夫か?」
「うん」
気まずい雰囲気が漂う中、愛斗は私にタオルをかける。
「ピアス外す?」
「ううん…」
二人でボソボソとしたやり取り。
こんな状態での二人きりは…辛いよ。
「髪、伸ばさねぇの?」
「うん」
「そ…っか。亜沙美、伸ばしたら…似合いそーなのにな」
「そぉかな。短い方が合ってない?」
それに、愛斗は短い方が好きなんだよね。
鏡越しに愛斗を見る。愛斗は私の髪を見つめていた。
「ん…。亜沙美は長い方が…」
「…ホントに?」
愛斗の言葉に、直接彼を見ようと振り返った。
そしたら…久しぶりに愛斗が私を見てくれたんだ。
私が愛斗を好きだってバレちゃった?
…気づくワケないよね。ここ最近、まともに会話すらしてないんだから。
VIPルームに入り、先にイスに座って待っていた。
しばらくすると、愛斗が部屋に入ってきた。
「…時間大丈夫か?」
「うん」
気まずい雰囲気が漂う中、愛斗は私にタオルをかける。
「ピアス外す?」
「ううん…」
二人でボソボソとしたやり取り。
こんな状態での二人きりは…辛いよ。
「髪、伸ばさねぇの?」
「うん」
「そ…っか。亜沙美、伸ばしたら…似合いそーなのにな」
「そぉかな。短い方が合ってない?」
それに、愛斗は短い方が好きなんだよね。
鏡越しに愛斗を見る。愛斗は私の髪を見つめていた。
「ん…。亜沙美は長い方が…」
「…ホントに?」
愛斗の言葉に、直接彼を見ようと振り返った。
そしたら…久しぶりに愛斗が私を見てくれたんだ。


