カチャ


扉が開き、中へ入ってきたのは…。





「…みう、さん?あれ…この部屋ってもしかして」


「亜沙美ちゃん!目が覚めたんだ?!良かったぁ」


私の顔を見るなり、ベッドのそばに駆けてくるみうさん。


「…心配かけて、ごめんなさい。私…溺れたんだよね?時間の感覚が…ないんだけど。今って朝の5時?夕方の5時?」


日が上るのが早いし、日の入りも遅いし、時計が5時を指していても


正直どっちだかわからなかった。


…夕方だとしたら、丸一日寝てた事になる。