あいらぶゆー2

「下心見え見え~。どーせそういう目的でここ遊びに来たんでしょ?」


「いや、そーでもない。オレ、インストラクターになりたくって。ここには下見兼ねて遊びに来た」


「そ~なんだぁ。へぇ…」


「でも、こういうオマケ付きもいいかな~とかさ」


祐は、そっと私の肩を抱いてくる。居酒屋での純情そうな感じは、フリだったんだ?


「オマケ程度なんだ?私って」


「そ~いうわけじゃないけど。…なぁ、そこ座んね?」


祐が指差したのは、堤防の上。


近くには展望台があって、小さい公園があり道路脇よりは少し明るい。


「いいよ…」


まさか、こんな場所で襲わないよね。


少ないけど、近くに居酒屋も民家もあるし…。