あいらぶゆー2

「…戻る時期はまた知らせるよ。だから、それまで…待ってて」


私は…何て答えればいい?


ここで生きていく決心がついていた優羽吾くんを、私の都合で引き戻すコトになるのかな…。


このスイーツも、優羽吾くんがここからいなくなったら…


なくなってしまう…。


「わ…私、そんな勇気ないよ…。優羽吾くんをここから引き離せない。もし、私の事を考えて言ってくれてるんなら、やめてね。

昔言ってたよね。夢なんか見てるヒマないって。これが…優羽吾くんの、自分で培った、夢でも何でもない…現実なんだよね。やりたい仕事に就くって、本当にすごい事だから」


私が先生になりたいって思ったのは、


優羽吾くんの影響もあるんだよ。