「みう、料理とってこようか？それともあんまお腹減ってない？」


優羽吾くん、私のお皿を見て心配そうにしてる。


バイキングなのに、白いプレートにはほとんどおかずが乗ってない。食べてしまったわけではなく、残しそうな気がしたからあんまり取れなかったんだ。


私の胸は、さっきからずっと不安と緊張で押しつぶされそうになっていた。


「気分…悪い？」


「あっ、全然大丈夫！気にしないで？じゃあ私も新しいおかずとってくるね」


優羽吾くんに変に気遣わせちゃダメだよね。しっかりしろ、私！


今日、とりあえず、何か結果を残さなくちゃ。