わだかまりが残るオレの胸の中に…


突き刺さる亜沙美の
眼差し。


私生活荒れてたとしても中身は10代の普通の女の子で…


そんなヤツにオレの荒療治が通用するワケねーし。





一人、島の展望台でぼんやり海を眺めていた。


遠目にホテル近くのビーチが見える。


あっちは賑やかで…


ここは静かだ。


波の音しか聞こえない。


チャプン


という音が、心地良い。