そんなオレを見て、優しい言葉をかけてくれるどころか追い討ちをかけるみう。


「カッコ悪~。今の姿を普段キャーキャー言ってる女が見たら何て思うか。色男も台無しね?


ほら~、私だって緊張で吐きそうなんだから。しっかりしてよぉ。


先に部屋で着替えてくるから、愛斗くんはゆっくりおいで?ハイ、部屋の鍵」


背中をバシバシ叩かれ、みうはさっさと行ってしまう。


あ~…気持ちわり。


とりあえず、どっか座れる所ねぇか?


めまいがする…。