『みうさん、お互い厄介な相手…好きになっちゃったよね。


ま、私はみうさん応援するから。後でお兄ちゃんに連絡するように言っとくね』


「えっ?ちょっと…」


プッといきなり電話は切られてしまった。


…亜沙美ちゃん?


お互いって…どういう意味?


あぁそっか。


黒谷くんにはあんな噂があるし、学校では先生に目をつけられてるし…。


…何でうまくいかないのかなぁ。もっと普通に恋愛したいよ。