「・・・亜沙美?おい、どーした?!」


その場に、立ってられなかった。


涙が・・・頬を伝って流れ、とめどなく・・・溢れた。


明日、目が腫れようが・・・もう関係ないし。学校も、もう行きたくない。何もかもが、嫌になる。


罪を重ね、汚い自分。


こんな自分が嫌だ。





いつも心の奥底で、必死に叫んでる。


・・・愛されたいって。


愛斗も、お兄ちゃんも・・・。


朱兎だって・・・私を一度も必要としてくれたコトなんてないんだ。


だから、あんなにアッサリ離れていく。


結局、気づいたら私の周りにはいつも誰もいない・・・。