「花柳さん…。ごめんなさい」 「何で?謝んなよ。オレだって来たかったし?」 「でも…。こんなトコに連れ込むつもりじゃなかったのに…」 「…どーせ、電車ねぇし。朝まで一緒に過ごしてやるよ。どう、最高?」 「…ハイ」 申し訳なさそうに、頭を下げる舞。 さっき居酒屋で呑んだ後… オレたちは始発まで… カラオケ店で過ごすコトにした。