多分…


朱兎の名前を聞いて、今焦ってるのは


そのコト絡み…。









私は、汚れたカーペットを拭く事もせず、


はっちゃんを、じっと見据えた。


「あ…亜沙美、悪い。…汚した」


カーペットに跪き手を伸ばすはっちゃんに、私も手を伸ばす。